2022/10/08 12:17
ジャマイカの歴史
かつて、ジャマイカにはアラワク族という先住民が住んでおり、この国は木と水の大地という意味のザイマカと呼ばれていました
1494年にコロンブスにより発見されると、スペインによる植民地化が進んで行き、50年でアラワク族は全滅しました
その後、1655年にはスペインに代わりイギリスの植民地となり、サトウキビやコーヒーの木が育てられていきます
マルーンと呼ばれるの黒人奴隷開放活動家達の度重なる反乱により、1807年にようやく奴隷貿易が廃止されると、今度は黒人奴隷に代わりインドから低賃金労働者が連れてこられます
その時、一緒にマリファナも運び込まれ、ヒンディ語で「ガンジャ」と言われその名がジャマイカでも定着しました
そして1962年にようやくジャマイカは独立することとなりました
コーヒーの歴史
1728年、当時の総督ニコラス・ローズ卿により、ジャマイカにコーヒーの木の苗が輸入されました
ジャマイカのコーヒー豆の生産は一時衰退しますが、1943年にイギリスの農業アドバイザーのコーヒー産業復興計画により、ジャマイカのコーヒー豆の品質向上に向け、コーヒー産業公社(CIB)が設立されました
その後、ジャマイカ産のコーヒー豆はコーヒー産業公社のもと、ブランド化に取り組み世界初のブランドコーヒー豆となりました