2022/09/03 16:05


写真:カレンゲラ村

幾つもの湖に囲まれた豊かな場所ルワンダは、かつてニギニャ王国があり、その中で牧畜を生業とする人々はツチ(tutsi)と呼ばれ、農耕を生業とする人々はフツ(hutu)と呼ばれていました
1890年頃ドイツによる植民地化が進み1904年頃からコーヒーの木が植えられて行きました
第一次世界大戦が終わり1922年にはベルギーの植民地となりますがその際、ベルギーはツチの人々とフツの人々を差別化し、行政幹部に採用また、近代教育を受けさせ、それにより国民の大半を占めるフツの人々の強い反発を招きます
1959年から内乱状態に陥り、1994年にフツ出身のハビャリマナ大統領の飛行機が撃墜されたのを期にフツの人々によるジェノサイドが起きましたが、ルワンダ愛国戦線(RPF)により鎮圧され現在に至ります



2008年にアフリカで初めてのCOE(コーヒー品評会)が開かれ、高品質高価格のコーヒー生産国としての位置づけがされています

写真:アバトゥンジ農園