ラテンアメリカでは、ブラジル、メキシコに次ぐ第３位の人口を誇るコロンビアですが、1492年クリストファーコロンブスによるアメリカ大陸上陸後、16世紀にスペインにより長い支配が始まりますが、19世紀になると独立運動が盛んになっていきます

1818年、革命家シモン・ボリバールらにより、現在のコロンビア、ベネズエラ、エクアドル、パナマを合わせた大コロンビアが建国されますが、1830年にベネズエラが独立すると、次々に独立し、1903年にパナマが独立したことで現在のコロンビアになりました

コーヒーは1730頃から、コロンビア国内にあるキリスト教修道院へ広がっていき、1835年にはコロンビアコーヒーの輸出が始まります

1927年にはコロンビアコーヒー生産者連合会(FNC)が設立され、世界へのコロンビアコーヒーの品質の高さが認められていきました

小規模な農園が多くを占め、殆どの工程が手作業で行われており、現在は、ブラジル、ベトナムに次ぐ世界第三位の生産量を誇ります

また、コロンビアでは北部地方、中部地方、南部地方それぞれのエリアでコーヒーが栽培されており、一年を通してコーヒーの収穫が行われ、各地域により味わいが異なります

写真：サンタロレナ農園ゲイシャ