2022/08/07 20:34
写真:クリンチ山
インドネシアは16世紀からオランダによる植民地化が進み、1830年頃からジャワ島でコーヒーの栽培が本格化しましたが、1880年頃からサビ病が猛威を振るい大打撃を受けます。
それにより、インドネシアでは病害虫に強いロブスタ種が多く植えられるようになりました。
現在でもインドネシアではロブスタ種が90%を占めると言われています。
インドネシアで有名なコーヒーといえばスマトラ島のマンデリンです。
スマトラ島では丁度コーヒーチェリーの収穫時期と雨季が重なる事で、時短の為コーヒー豆が生乾きの状態でパーチメントと呼ばれる皮を剥いてしまう「スマトラ式」と言われる精製方法を行う事で、結果的に独特の風味を持つコーヒーになりました。
その他にも、スウェラシ島で栽培されるトラジャコーヒーや、ジャコウネコが食べたコピ・ルアク等も有名です。
主な栽培地域:スマトラ島、スウェラシ島、バリ島